生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | フランス | |
地方 | シャンパーニュ | |
地区 | モンターミュ・ド・ランス,コート・デ・ブラン,ヴァレ・ド・ラ・マルヌ | |
ブドウ品種 | ピノ・ノワール,シャルドネ |
ルイ・ロデレールはワイン作りに200ヘクタールに及ぶ自社畑から80%の葡萄をまかなっています。これは大手シャンパン・メゾンにしては驚異的な数字と言えます。この自給率がシャンパン通の信頼ポイントでの一つでもあります。質の高い自社葡萄からシャンパンを作るという下地を持っていたからこそ、クリスタルが生まれたと言えるのではないでしょうか。葡萄が保存されているルイ・ロデレールのカーブはとても美しく、これだけ美しいカーブで寝かされたリザーブワインはやがて将来、偉大なシャンパーニュになっていくことでしょう。ロシア皇帝のために造られたクリスタルですが、このクリスタルが造られる以前に、既にロシア皇帝はルイ・ロデレールのシャンパンがお気に入りだったそうです。
200年以上の歴史を持つルイ・ロデレールは、1776年に創業されました。創業者はデュボア家ですが、後にニコラ・シュレッダーに買収されました。1827年にはニコラの甥であったルイ・ロデレールが共同経営者となり、おじの死後は自身の名前を会社名にしました。1868年、輸出を開始し、特にロシアとアメリカに力をいれ、年間で250万本を輸出しました。その後、ルイ・ロデレール2世に任せ、自身は引退しています。
ロシア皇帝への献上も始めるとロシアの市場が拡大し、年間で70万本に上りました。これは当事のルイ・ロデレールの生産量の27%を占めていました。
創業は1776年と古く、大変に歴史のあるシャンパン・メゾンです。有名な大手シャンパン・メゾンですが、生産量(約260万本/1年)がそれほど多くはありません。そのため、ルイ・ロデレールはNVでもそれなりの値段を付けており、クリスタルに関しては最高級シャンパンです。ルイ・ロデレール2世の時代であった1876年には、ロシアの皇帝であったアレクサンドル2世から要望され、クリスタルの瓶に入ったシャンパン「クリスタル」が献上されました。これによりルイ・ロデレール社の名は世に広められ、現在でも雑誌でシャンパーニュ・メゾンの部門で第1位に輝くなど高く評価を受けています。
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