中央アジア

中央アジアのお酒事情

中央アジアの国々は、イスラム教の国も多いため、飲酒が禁じられているところもありますが、遊牧民に愛されている馬乳酒があります。
その名の通り原料は馬乳で、醸造酒であり乳製品でもあります。いつから造られているのかは定かではありませんが、マルコ・ポーロの記録やチンギス・ハーンの伝説に登場しています。
酒とは言うものの、アルコール度数は1% - 3%程度で、子供も飲みます。酸味が強く、カルピスは馬乳酒を参考にして造られたと言われています。
また、ウズベキスタンは良質なブドウがつくれるため、古代からワインが造られており、その歴史はフランスやイタリアよりも長いと言われています。