生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | スペイサイド | |
村 | ダフタウンなど | |
作り手 | グレンフィディック蒸留所など | |
原材料 | 大麦,酵母,グレーン |
スペイサイド地方の25種類以上のモルト原酒と最高品質のグレーンウイスキーの原酒をブレンドしたもので、三角形のボトルが特徴で、伝統的な味わいを守り続けている本格派スコッチとして世界で高い評価を受けています。
この三角形は、良いウイスキーは「火(直火焚き蒸留)と、水(天然の湧水)と、土(大麦とピート)から造られる」という創業者ウィリアム氏の哲学を具体化した形。美味しく複雑な味でクラシック、長く滑らかなフィニッシュが特徴です。グランツは、スペイサイドにグレンフィディック蒸留所を1887年のクリスマスに創業しました。現在は、ザ・バルヴェニー蒸留所、キニンヴィ蒸留所、ガーヴァン・グレーン・ウイスキー蒸留所を所有。製造の伝統と技術は5世代にわたり受け継がれ、100年前と変わらず優れたウイスキーの製造技術にこだわり続けています。独立経営を貫き通し、今日までその繁栄を維持してきたウィリアム・グラント&サンズの歴史は1887年にウィリアム・グラントが一家でスペイサイドにグレンフィディック蒸留所を設立したところから始まりました。設立までの長い間、ライバル社で働いていたグランツは、自身の蒸留所を始めるに当たりそれまでの経験や知識を存分に発揮しました。創業以来の経営状態を維持し、現在でもウイスキー作りを主力の事業としている同社が、その長きに渡る伝統を次の世代に渡すための姿勢には現在でも定評があります。また、ウイスキーで有名なのはグレフィンディックとバルヴェニーが高い評判を得ており、ブレンド用としてもキニンヴィも造られています。
近年、ウィリアム・グラント&サンズはブレンド用の原酒造りに力を入れています。グランツ・ファミリー・リザーブなどのブレンドの販売量が1979年に100万ケースに達し、その後も順調に売り上げを伸ばしており、各国の需要に応える形になっています。現在世界180カ国で年間約400万ケース飲まれるまでに成長した同社のウイスキーは、株主からの圧力を受けない独立経営であるからこそ酒齢40年以上の原酒などを含めた豊かなストックを自由自在に使用し、世界中で愛されるウイスキーを生み出せているのでしょう。ブレンドの種類は未だに増え続けていますが、同社のシンボルとも呼べる三角柱の個性的なボトルは昔のまま現在も維持し続けています。
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