生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | フランス | |
格付け/生産者 | ||
地方 | ボルドー | |
地区 | ポムロール | |
村 | ポムロール | |
ブドウ品種 | カベルネフラン,メルロー |
その味わいは熟成を増すごとに、トリュフや湿った土を感じさせる官能的な香りを放ち、複雑な風味と微妙なニュアンスが生まれてきます。しかも素晴らしい果実の濃縮感は、時を経ても失われることなく、まるでジャムのような粘り気と打ちのめされるような力強い存在感、口の中に何の抵抗もなく流れ込んでくる滑らかな口当たりがこの上なく心地良く感じられます。
ペトリュスは19世紀の初めにはまったく無名のワインでした。人々の注目を集め始めたのは、1889年にパリで行われた品評会で数ある有名シャトーを退け金賞を獲得したときからです。ただ、当時のボルドーのネゴシアンは右岸エリアのワインをほとんど取り扱っておらず、この時はまだ知る人ぞ知るワインといった評価でした。
ラベルに描いてある男性は、キリストの十二使徒の一人である聖人ペトロ(ラテン名でペトリュス)です。彼は天国の番人であることからラベルをよく見ると手に鍵を持っています。
今や五大シャトーをも凌ぎ、世界で最も高値で取引されているワインの一つとなった 「ポムロールの王」シャトー・ペトリュス。その偉大さを疑うものはおらず、今ではワインを飲まない人でも名前くらいは耳にしたこともあるかもしれないくらい有名になっています。ペトリュスの名前を世界に広めたのがマダム・ルバです。1920年代にペトリュスの一部を手に入れると次々と増やしていき、1945年にはついにペトリュスの単独所有者となります。
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