生産情報 | 地域 | 北アメリカ |
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生産国 | アメリカ | |
地方 | ケンタッキー | |
地区 | ハッピーホロー・ロード | |
村 | クレアモント | |
作り手 | クレアモント蒸留所 | |
原材料 | とうもろこし,ライ麦,酵母 |
このジム・ビームは1795年よりずっとビーム社が所有している銘柄で、2005年には1000万樽目のバレルを熟成用ラックに収納しました。2014年、ビーム社の全株をサントリーホールディングが取得しており、買収することが合意されました。同社の製品は、「ジム・ビーム」の各種商品に加えて、少量限定生産であるプレミアムバーボンの「ベーカーズ」、「ベーシル・ヘイデン」、「ブッカーズ」、「オールド・クロウ」、「オールド・テイラー」などの人気商品がリリースされています。世界で最も愛されているバーボン・ウイスキー、それがジム・ビームです。ジム・ビームはケンタッキー州クレアモント蒸留所で製造されています。18世紀、後にビームに改姓したジェイコブ・ボームはバージニア州で製粉業と農業を営んでいましたが、西のケンタッキー州に移動し、1795年に最初のウイスキーの樽を現金で買い販売したといわれています。その後、養父からワシントン郡の土地を相続し、蒸留所を設立しました。ジェイコブには二人の息子がいましたが、あとを継いだのはデヴィッド・ビームでした。この息子の時代には蒸留所の名前はオールド・タブと呼ばれ親しまれていました。1854年にはデヴィッドの息子がネルソン郡に蒸留所を移転しました。線路脇に移転した蒸留所の名前は、クリアー・スプリングス蒸留所とされました。現在のブランド名ともなっているジム・ビームは創業者であるジェイコブのひ孫にあたります。16歳のときに一族のウイスキー作りに携わるようになり、アメリカの禁酒法の影響で蒸留所が閉鎖になるまでその事業を大きく発展させました。
1933年に70歳となったジム・ビームは、クリアー・スプリングス蒸留所の近くに現在のクレアモント蒸留所を建てました。ジム・ビームの名前を初めてラベルに掲げ、自身の会社がシカゴのハリー・ブラム社に買収された2年後に74歳でジム・ビームは亡くなりました。しかし、彼の死後もビーム一族のブランドである「ジム・ビーム」は受け継がれています。現在のマスターディスティラーは、ジム・ビームのひ孫であり、7代目のブレッド・ノウです。スモールバッチバーボンの概念を確立した伝説のディスティラーであるブッカー・ノウは彼の父親です。クレアモント蒸留所がジム・ビーム社にとって要となっているのは昔から変わりませんが、1953年以降はクレアモント蒸留所の近くに建てたボストン蒸留所でも製造が行われています。
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