エピソード

ドメーヌ・ジョルジュ・ルーミエの始まりは、1924年に現当主のクリストフ・ルーミエの祖父、ジョルジュが結婚の折に花嫁の実家からシャンボール・ミュジニー1級のレザムルーズ、レ・フュエ、そしてボンヌ・マールを受け継いだことから始まりました。その後、ボンヌ・マールを買い足し、モレ・サン・ドニの1級クロ・ド・ラ・ビュシエールを単独所有します。そしてそれまでフェルマージュ（賃貸耕作）していた0.1haのミュジニーは1978年になってようやく父のジャン・マリーが買い取りました。ドメーヌの多くの畑は親戚からフェルマージュしており、リュショット・シャンベルタンとシャルム・シャンベルタンのふたつは、クリストフ個人が他の栽培農家と賃貸耕作契約を結んで造っているため、ドメーヌ名はクリストフ・ルーミエとなっています。