生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | アイラ島 | |
村 | ポートエレン | |
作り手 | ポートエレン蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母 |
仕込み水は背後の丘にある小さな湖から引いており、辛口で刺すような独特の風味で、やや泥臭さを感じるその独特な個性を持っています。閉鎖蒸留所ということもあり、とても人気がある蒸留所で、ポートエレンはアイラ・モルトの中で、最も稀少価値のあるモルトです。ポートエレン・ダグラス・レイン26年の味わいは、リフィルのバーボン樽で熟成しているため、フルーティで甘い香りとまだ新しい革のにおいがほんのりと漂います。
口に含むと甘みも感じますが、ピートのスモーキーフレーバのほうが圧倒的に感じることが出来るでしょう。
ポートエレン蒸留所は、1825年アレクサンダー・カー・マッケイによって創業されました。その後100年にわたり家族経営が続けられましたが、1920年代にDCLに買収されその傘下となりました。ポートエレンがその後徐々に姿を消していった理由は、同じ傘下の中にラガヴァーリンとカリラがいたことです。
ウイスキー業界のブームが終わって下火を迎えると、DCLはまずポートエレン蒸留所を閉鎖することに決めました。今ではポートエレンは製麦工場として稼動されており、島内の蒸留所に麦芽を供給する立ち位置となっています。
蒸留所はシングルモルトの聖地、アイラ島のポートエレン港の町のはずれにあり、創業は1825年です。その後、1929年から1966年まで操業停止し、また再開されましたが1983年5月に再び休止しました。しかし、製麦部門だけはその間も拡張され、現在は麦芽を作る専門業者として、同じUD社系列のラガヴーリン、カリラをはじめアイラ島の他の蒸留所に麦芽を供給しています。ポートエレンは現在生産されていないため、すべてのアイラ・モルトの中でもっとも希少価値のあるモルトとなっています。蒸留所が閉鎖されるより以前に作られたものがかなりの量であったため、未だに市場で見かけますが、蒸留所は閉鎖され現在では製造免許も取得していないため、今後作られる可能性がない状態です。
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