生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | アイラ | |
村 | ラガヴーリン | |
作り手 | ラガヴーリン蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母 |
ウイスキー生産で有名なアイラ島の南岸に位置しており、1740年代には周辺に10か所の密造所がありました。仕込みの水は、丘の上のソラン・ロッホから琥珀色の小川となって蒸留所に流れ込んだ水を使用しています。この水が非常にピート色で強烈なラガヴーリンの個性の源になっています。全モルトウイスキーのなかでも大きな存在で銘酒中の銘酒とも言われ、ピート臭・海藻の臭いが強烈でスモーキーかつ重厚な味わいは、初めて飲んだ人にはインパクトが強く、それが人々を虜にし、病みつきになるとも言われます。一度は口にしてみたくなる個性的なモルトです。ラガヴーリンは、UD社のクラッシックモルトシリーズのアイラを代表する銘柄となっています。ゲール語で「水車小屋のある窪地」という意味を持ちます。ラガヴーリン蒸留所は1816年の創業。当事周囲にあった複数の密造所が集まって出来た蒸留所とされています。1836年にグラスゴーでアイラモルトを販売していたアレクサンダー・グラハムが所有者となりました。
ビジネスパートナーはグラハムの甥であり、ホワイトホースをリリースさせたとしても知られているピーター・マッキーでした。彼は叔父の死後、ラガヴーリンの敷地内にモルト・ミル蒸留所を建設しました。この蒸留所は1960年代に閉鎖されましたが、ラガヴーリンはホワイトホースとともに人気を高め、1988年にはUDのクラシックモルト・シリーズにフラッグシップの16年が選ばれました。スコッチブームが再び加熱するまでのおよそ16年間は稼働日が週に2~3日のラガヴーリン蒸留所でしたが、ブームになるとその状況は一転し、在庫不足に陥るほどでした。もともと人気のあったブランドなので、在庫不足ということが周知されるとさらに人気を博し、ボウモア、ラフロイグとともに3大アイラモルトへと成長しました。市場の需要に応えるように蒸留所では年中無休で創業されましたが、次第にブレンド向けの原酒供給は減っていきました。現在では原酒の85%をシングルモルトに使用しています。
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