生産情報 | 地域 | カリブ海周辺,プエルトリコ,東アジア |
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生産国 | カリブ海周辺,プエルトリコ,日本 | |
地方 | ||
地区 | ||
メーカー | ||
原材料 | サトウキビ |
カリブの海賊のイメージが強いラム酒ですが、実は沖縄や小笠原諸島でも製造されています。過酷な環境でも栽培しやすいサトウキビがとれるからです。飲用以外に、製菓などにも使用され、日本ではラムレーズンなどがお馴染みです。コロンブスの新大陸発見以降、ヨーロッパ人がアメリカに持ち込み栽培したのがそもそものきっかけと言われています。諸説は色々とありますが、カリブ海原産というのは間違いないようです。
日本の黒糖焼酎やブラジルのピンガなど、ラム酒と同じようにサトウキビに含まれる糖を使用した蒸留酒が、他にもいくつか存在します。風味や色合いなどによりいくつかの種類に分類され、色合いで区別する『ホワイトラム』『ゴールドラム』『ダークラム』という呼び方が一般的です。
歴史は、世界史で有名な三角貿易に強い影響を与え、「西インド地方で原料のモラセスを積みアメリカへ、アメリカでラムを精製しアフリカへ、アフリカで奴隷の購入代金にラムを使い、奴隷は西インド地方でサトウキビを栽培する」という循環の流れに存在していました。第二次大戦以降、イギリスからジンを輸入するのが困難になり、代用酒としてアメリカ国民に浸透していき、その後も人気は衰えることなく、現在に至ります。
昔は魔のトライアングル『バミューダ海域』に向かう船の乗組員が精神安定のために飲んでいたと言われていますが、近年映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』で大ブレイクし、イギリスでの販売量が何倍にも増加しました。
バーなどでも、ラム酒を使ったモヒートやキュバ・リブレなどのカクテルの注文量が増え、ダークラムの消費量は前年比の31%増加だそうです。さらに、2008年には、日本におけるラムの知名度アップを目標とする『日本ラム協会』が設立され、ラム・コンシェルジュの資格認定や講義などを行っています。
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