生産情報 | 地域 | アメリカ,ロシア,ポーランド,フィンランド,東アジア,その他 |
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生産国 | アメリカ,ロシア,ポーランド,フィンランド,日本,その他 | |
地方 | ||
地区 | ||
メーカー | ||
原材料 | トウモロコシ,大麦,小麦,ライ麦,ジャガイモ, 穀物類,麦芽 |
ウォッカは大麦、ライ麦、(地域によってはイモ類を含む)など穀物を原料とした蒸留酒のことを指します。
蒸留後の白樺活性炭濾過により、時間を掛けて純度の高いものに仕上げることが、製造において最も重要です。また、無色・無臭であるものが多いのも特徴です。
味はクセがなく、水を除くとエチルアルコール以外の成分はほとんど残りません。ウォッカはそれほど、アルコール純度の高さを極めたものと言えるでしょう。
ウォッカの歴史はウイスキーをも凌ぐと言われており、はっきりとした起源は曖昧になっています。ロシアで地酒として飲まれるようになったのが、およそ12世紀ごろと言われており、11世紀にポーランドで飲んでいたという説もあります。
14世紀のポーランドでは、そのアルコール度数の高さから、消毒や消臭に使われるなど生活に密着していたようです。20世紀後半に入って白樺活性炭濾過を用いた製法が確立しはじめ、「クセの少ない、クリアなお酒」として愛飲されるようになりました。ロシア革命により、フランスに亡命したウォッカ製造会社社長(ウラジーミル・スミルノフ)が、パリでロシア国外初のウォッカの蒸留に着手しました。その後、ドルフ・クネットによってアメリカ・カナダのスミノフウォッカの製造権と商標権が買収され、アメリカのウォッカ消費量は世界でも群を抜くものになりました。ソビエト時代のロシアは、不況や言論の自由を奪われた多くの国民が、その不満からウォッカ中毒になり、密造なども増えたようです。
穀物、ジャガイモ以外を原料とするものはウォッカとして認めないというポーランドやスウェーデンに対して、サトウキビや葡萄を原料とした蒸留酒もウォッカと認めるべきと訴えるイギリスやオランダの二派に別れた『ウォッカ戦争』と呼ばれている議論がありました。5年もの歳月をかけて議論された結果、2007年12月17日に「原材料を明記することによって、ウォッカと認める」と定義づけられ、双方が納得するという形で収まりました。
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