生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
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生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | 北ハイランド | |
村 | アバディーン | |
作り手 | グレンドロナッグ蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母 |
グレンドロナックとはゲール語で「黒イチゴの谷」の意味。仕込みの水は蒸留所東の泉と、敷地内の井戸から汲み上げる清冽な水を利用しています。製法も昔からのまま受け継がれており、フロアモルティング(ウイスキーの原料の大麦を発芽させ、麦芽にするときに使用される製法のひとつ)も行われていています。味わいはやさしく風味のさわやかさが特徴。ハイランドの伝統を感じる事ができ、ブレンデッドウイスキー「ティーチャーズ」の原酒としても利用されています。
1826年に創業したグレンドロナック。広々とした麦畑などの自然や丘陵に囲まれた場所にあります。アバディーンのハントリー近郊にあるグレントナック蒸留所は、ハイランドとスペイサイドのちょうど境目に位置しています。そのため分類があいまいで、スペイサイドのモルトとする人もいますが、一般的にはハイランドモルトと位置づけられています。1826年地主のジェームズ・アラデスにより蒸留所が建てられました。しかし、1837年に火災で一度焼失しています。その後再建され稼動されましたが、1960年にウイリアム・ティーチャー&サンズ社に買収されました。現在同社はアライド・ディスティラリーズの傘下に入っています。1991年にはカレドニアンモルトのひとつに選ばれましたが、その後5年間蒸留所は閉鎖され、2001年に再稼動されています。
1826年に創業されたグレンドロナックのウイスキーは地元の貴族、ゴードン公を魅了しました。ゴードン公は、ウイスキーだけではなく、創業者のジェームズ・アラデスの人柄を大変気に入り、社交の場にも連れ歩いたと言うそうです。しかし、それに舞い上がってしまったジェームズ・アラデスは、ウイスキー作りへの情熱を失ってしまい、蒸留所にいたっては火災で失ってしまいます。その後再建されましたが、人手に渡ってしまったというエピソードが残されています。また、グランドロナックはティーチャーズブレンドのキーモルトとして知られており、グランドロナックは数年にわたりテイーチャーズに原酒を提供していました。
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