生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | スペイサイド | |
村 | マリシャー | |
作り手 | マッカラン蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母 |
マッカランエステートで丁寧に育てられたミンストレル大麦を使い、ゆっくりとした時間に抱かれながら、マッカランは生まれます。マッカラン酒造の特色は、スペイン産である選び抜かれたシェリー樽を使用していることです。シェリー樽の由来である濃い琥珀色と甘いケーキを想像させるフレーバーは、マッカランならではのものとなっています。そのため、シェリー樽だけではなくバーボン樽を両方使った2004年販売されたファインオーク・シリーズはとても大きな冒険になりました。しかし、これをきっかけにマッカランの評価はさらに高まり、市場の拡大に繋がったのです。
1824年、イースターエルキーの小作人であったアレクサンダー・レイドはエルキー蒸留所のライセンスを取得しました。エルキー蒸留所はマッカラン蒸留所の前身でした。細々と蒸留を行っていましたが、数年後に家畜商人のための街道が出来ると状況は一転します。行商途中の商人たちはイースターエルキーを休憩場として利用し、ウイスキーを買っていくようになったのです。とはいえ、1892年にロデリック・ケンプが買収した当事の売り上げは年間18万リットルにとどまっていました。買収された後蒸留所は拡大しましたが、今までどおり家族経営は続けられました。1996年になり、1億8000万ポンドでハイランド・ディスティラーズに買収され現在に至っています。
昔もいまも変わることなくスペイサイドの美しい風景として溶け込んでいる、マッカラン蒸溜所。マッカランとはゲ-ル語の「聖コロンバの丘」の意味があります。ここが、多くのコンペティションで№1となり、ハロッズのウイスキー読本で「シングルモルトのロールスロイス」と讃えられたマッカランの故郷です。エルギンから南へ約20キロ。941号線がクレイゲラヒー村に入ってしばらくすると、英国一の急流で知られるスペイ川は浅瀬になります。岸辺の鉄道跡地が緑の遊歩道となる、村の対岸の木立の中。1824年にマッカランの蒸留所が建てられるより前から、地元の農業者たちは周辺の畑で収穫できる大麦を使用し、ウイスキーの蒸留を行っていました。南部の市場に向かう途中に家畜商人が立ち寄り、そこで自家製のウイスキーを飲んでいたと言うエピソードが残っています。
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