生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | フランス | |
格付け/生産者 | メドック 2級 | |
地方 | ボルドー | |
地区 | サン・ジュリアン | |
村 | サン・ジュリアン | |
ブドウ品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ |
フルーティーでリッチな風味、香る樽香、余韻も長いのが特徴です。デュクリュ・ボーカイユの最高のヴィンテージは、すばらしく調和のとれた果実味と力強さが現れるようになるまでには最低10年はかかるといわれています。 多彩な点で偉大なワインですが、細部へのこまやかな配慮、最高のブドウ、最高の樽だけが瓶詰めを許されるという厳しい選別があり、そして手堅い葡萄栽培方法が、このワインの成功に大きく現れています。フィニッシュに清々しさを感じるのは、近年よく見られる重苦しいワインとは対極にあります。デュクリュ・ボーカイユのワインはエレガントさと均整、バランス、気品、格、そして独自性のあるスタイルです。これはサン・ジュリアンで最も逞しい、最も豊かな、随一のフルーティなワインになるわけではなく、元より頑ななまでにゆっくりと時間をかけて熟成していくワインです。カベルネ・ソーヴィニヨンのセパージュやビロードのように豊かな色、そしてテクスチャーです。
過去30年間、彼はデュクリュ・ボーカイユの品質を大いに高め、1961年、1966年、1970年、1973年、1976年、1978年、1981年、1982年、1985年、1995年、1996年、2000年のヴィンテージはメドックの一級シャトーにも劣らない出来栄えでした。そのワインへの情熱や、高品質へのあくなき追求、そして謙虚さから、ボルドーの大使として頻繁に海外を訪問したことで、彼はこの地域で最も敬愛されるワイン関係者の一人でした。
ビッグ・マーケットのアメリカ人に人気の重厚で力強さばかりが際立つワインが溢れている中でも、フランス・ワインらしい気品のあるワイン造りを続けているのがシャトー・デュクリュ・ボーカイユです。印象的なエチケットのこのボトルは、昔からワイン通に愛されてきたシャトーです。 デュクリュ・ボーカイユは、木々に囲まれた、ジロンド河がよく見渡せる、美しい風景に囲まれています。数年前にジャン・ユジェンヌ・ボリー氏が亡くなった後、グラン・ピュイ・ラコストに住む息子のグザヴィエ氏がデュクリュを管理していましたが、2003年に兄のブリュノに引き継がれました。テロワールは古ガロンヌ河によって運ばれてくる直径5センチメートルにもなる大きな砂利が表面を覆っており、その下は粘土質。葡萄栽培に最適な最高のテロワールを有しており、そのサン・ジュリアンらしい複雑なテロワールの味わいはボトルにも確かに現れています。投資の対象というよりも、ワイン通が好んで買うワインで、品質に対するコストパフォーマンスの点では、ボルドーのスーパー・セカンドで最も興味深いワインの1つです。
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