生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | スペイサイド | |
村 | マリシャー | |
作り手 | ダラスデゥー蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母 |
仕込みの水には、オルタイア川の水を使用し、アロマとビターなフレーバーが特徴的で、口あたりがソフトなスペイサイドモルトです。色はやや薄い琥珀色で、きつい香りのわりには味わいまろやかなモルトウィスキー。ブレンダーからの評価が高かったダラス・デゥーですが、現在は一切仕込まれておらずストックのみとなります。ダラスデゥー蒸留所はヴィクトリア時代後期の1898年、スペイサイドのフォレス地区に建てられました。創設者はベテラン蒸留家のアレクサンダー・エドワードです。当初の名前はダラスモアと呼ばれており、蒸留所名をダラスデゥーと変更した後にそれに因んでダラスモアと呼ばれるウイスキーが販売されました。その後ベン・モアと言う商品も出ましたが、現在は製造されていないため、オークションなどでなければ見つけられないレア物です。
ダラスデゥー蒸留所は後にDCL傘下となりましたが、1983年に多くの蒸留所とともに閉鎖されました。現在までに再稼動はされていませんが、蒸留所の跡地は文化財保護団体のヒストリック・スコットランドによって博物館として運営されています。ここを訪れるとロデリック・デューというブレンドの試飲が出来るようになっています。ダラスデゥーの語源はゲール語で黒い水の流れる谷という意味があります。ダラスデゥー蒸留所から8キロほど南にいったところにはダラスと呼ばれる小さな村があり、蒸留所の名前の由来に関係していると考えられます。ダラスデゥーの味わいはソフトでありながらフルーティな甘みがあり、モルトの主張性も強く感じられます。しかし、仕上がりにはムラもあるので、このことが蒸留所閉鎖と関係があったのかもしれません。ダラスデゥー蒸留所は再稼動の見込みがないため、現在ストックが残っている分だけしか在庫がありません。
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