生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | ハイランド | |
村 | アバフェルディ | |
作り手 | デュワーズワールドオブウイスキー | |
原材料 | 大麦,酵母,グレーン |
味わいは、スパイシーでマイルドな味わいが特徴的です。一貫性と完璧にバランスがとれた味を保つために、ブレンディングはマスターブレンダーによって、入念に管理され、味わうだけでなく香りをも厳格にチェックされます。デュワーズは、1846年にジョン・デュワー氏により設立。デュワーズのブレンドの根幹となるモルト原酒を製造するための蒸留所は、1896年ハイランド南のアバフェルディに設立します。アバフェルディという地名は古代ケルト民族のゲール語で、「水の神のプール」という意味で、現在のアバフェルディ蒸留所の水源となっているピティリー川の純粋な水のことを指しています。この水は、モルトウィスキーに漂う神秘的な雰囲気を一層深め、「水の神の祝福」を受けていると言われており、アバフェルディのモルト特有の透明感と個性、クオリティが高いことが挙げられます。1891年スコットランド生まれの鉄鋼王「アンドリュー・カーネギー」が、時のアメリカ大統領「ベンジャミン・ハリソン」に樽入りのデュワーズをプレゼントした時、全米中で話題となり、以来アメリカの多くの場面でスコッチといえばディワーズと言われるようになりました。デュワーズには、40種類のモルトウイスキーとグレーンウイスキーがブレンドされており、キーとなるモルトにはハイランド産の「アバフェルディ」が使用されています。他に「グレンオード」「ロイヤル・ブラックラ」、スペイサイドの「クレイゲラキ」「オルトモア」なども使用。創業者のジョン・デュワーは農家の生まれでしたが、ウイスキーを作り出すことが自分の転職と考え、農業に就かずウイスキー作りに没頭しました。最高のウイスキーを作り出すために手間暇と丹精を込めることを心し、その結果デュワーズ蒸留所を立ち上げることにつながりました。その後ジョンの息子2人がウイスキー作りを引き継いだため、後にジョンはウイスキー作りから退きましたが、ジョンが亡くなった1880年には彼のウイスキーはすでに「ブレンデッドウイスキー」として名を馳せていました。その後一時的に時代の陰に隠れたデュワーズですが、1998年にバカルディに買収され再び光が当たったデュワーズは、パッケージを一新するなど大規模投資と改修を行い、現在ではアメリカで最も売れているスコッチブレンドと並ぶ商品となっています。
アメリカで現在も大人気のデュワーズはヨーロッパの国々でもその認知度が高く、近年アジア市場にも多く出回り始めました。親会社のバカルディが輸出を進めており、マーケティングなどで着々と知名度が上げられています。ウイスキーの品質は創業当時のものと変わらず、ブレンドのクオリティについては新商品リリースごとにさらに上昇していると評判を呼んでいます。また、ボトルのラベルに書かれている「White Label」の文字ですが、当初「Deward‘s」よりも大きく書かれていましたが、人種差別の問題に関連して「White Label」の文字を小さくしたと言うエピソードがあります。
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