生産情報 | 地域 | 東アジア |
---|---|---|
生産国 | 日本 | |
地方 | 大阪 | |
地区 | 三島郡 | |
村 | 島本町 | |
作り手 | 山崎蒸留所 | |
原材料 | 大麦、グレーン,酵母 |
1980年代半ば、山崎12年をリリースした直後、サントリーの2代目マスターブレンダーであった佐治敬三は、自社のウイスキーの原酒作りの技術に確かな手ごたえを感じていました。彼はいずれ長期熟成のウイスキーが愛される時期が来ると信じ、「サントリーの技術をすべて詰め込んだブレンデッドウイスキー」造りを決意します。ブレンダーの仕事はよくオーケストラの指揮者にたとえられます。当事のチーフブレンダーであった稲富幸一は、自身も弦楽器の演奏に携わっており、オーケストラと共鳴する理想の味を求めて試行錯誤を繰り返していたそうです。そして約30種類もの個性豊かなモルトと円熟したグレーン原酒をブレンドしたハーモニーが生み出されました。「響17年」は1989年に発売され、国産のブレンデット・ウィスキーの中で最高峰に位置しています。「交響曲第一番第四楽章」をイメージして造られた響。近年ではサントリーウイスキーは世界的な権威のある酒類コンテストで連続して栄誉に輝き続けています。日本ウイスキーの代表する素晴らしいウイスキーです。「響」のボトルデザインは、24面カットのデキャンタボトル。24という数字には1日を24時間、1年を24節気で表し、春なら春分や清明、夏には夏至や大暑、秋の秋分に冬の大寒など、日本ならではの季節を24に分けて表現しています。日本の四季を繰り返し幾度も駆け抜け、長い時間をかけて熟成した「響」の時が表現されています。
日本で最大のウイスキーメーカーであるサントリーは1899年鳥井信治郎によって創業されました。以来、白州蒸留所と山崎蒸留所で製造されたモルトを基本としてブレンデッドウイスキーを中心に成長し続けています。サントリーウイスキーの響は現在、12年、17年、21年、30年と4つリリースされており、一番新しいのがサントリー響12年です。この12年は、口に含むとラズベリーやパイナップル、プラム、蜂蜜などのフルーティな香りが立ち上り、続いて若いオークの香りが広がっていきます。近年、世界的な流れとしてシングルモルトへの移行が目立っていますが、サントリーにとってこの響はブレンデッドウイスキーとして非常に重要である商品と考えられています。
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