生産情報 | 地域 | 北アメリカ |
---|---|---|
生産国 | カナダ | |
地方 | アルバータ | |
地区 | カルガリー | |
村 | サウスイースト | |
作り手 | アルバータ蒸留所 | |
原材料 | ライ麦,酵母 |
仕込み水もロッキー山脈の氷河から溶けだした美しい水を使用し、熟練したマスターブレンダーが、本格的なカナディアンウイスキーならではの味わいを生み出しています。アルバータ・プレミアムの魅力は、多少粉っぽいながらライ麦由来の清々しい良い香りを持ち、くどさが無く、マーマレードのような甘みと嫌味の無い軽やかな飲み口で爽やかな味わいがあります。スコッチにみられるピーティな味が苦手だという方でも美味しく愉しむことができます。アルバータ・プレミアムは1958年に誕生したカナディアンウイスキーです。ロッキー山脈、麓アルバータ州の世界でも評価が高いと称される上質なライ麦を使用し、5年間じっくりと熟成。ライ麦には、ロッキー山脈の麓のアルバータ州で収穫される世界最高峰と称されるほど上質なライ麦が使用されています。カナディアン・ウイスキーは、アメリカ合衆国で「禁酒法」が発布された時代にアメリカの酒蔵となり、国境を越えてアメリカに密輸されました。しかしこれを機に、アメリカにカナディアン・ウイスキーが認知され、禁酒法廃止後もアメリカ全土にカナディアン・ウイスキーはさらに浸透しました。また、ライ麦主体のフレーバリングウイスキーと、トウモロコシ主体のベースウイスキーをブレンドしてつくられるカナディアンウイスキーは、世界5大ウイスキーの中で最もライトかつ穏やかな風味を持っています。アルバータ蒸留所は1946年に操業を開始し、カナダ西部の大草原とロッキー山脈に流れ落ちる最高の水を最大限に生かせる場所に建設されました。年間2000万リットルものウイスキーが生産される施設であり、現在はジム・ビーム社の傘下にあります。アルバータの他にも、ウィンザー・カナディアン、タングルリッジなど数多くの銘柄のウイスキーを醸造しています。
カナディアンウイスキーのほとんどはライ麦を主な原材料としていますが、このアルバータ蒸留所のウイスキーは特にライ麦の風味が強いことが特徴です。これはベースのウイスキーにとうもろこしを使用せずにライ麦を使用しているためです。ベースウイスキーはビアスチルで最初の蒸留が行われ、その後精溜機にかけられます。さらにそれとは別にライウイスキー原酒も造られています。そしてこの2種類をブレンドし、ファーストフィルのバーボン樽で熟成させて造られます。アルバータ・プレミアムのキャッチフレーズは「スペシャル・マイルド・カナディアン・ライウイスキー」です。バニラトフィーのほかにかすかに香る柑橘類、ほのかなスパイス、そしてフルーツの甘い香り。口の中で甘みがふんわり広がり、りんご煮やプラム、その他マジパンの風味が広がります。そもそもカナディアン・ウイスキーとは、カナダとアメリカの大抵のウイスキーがライ・ウイスキーと呼ばれていて、歴史的に内容量の多くがライ麦でできています。しかし、今ではほとんどのカナディアン・ウイスキーはライ麦原料がわずかにブレンドされているにすぎません。有名なウイスキーの銘柄は「カナディアン・クラブ」と「クラウン・ロイアル」です。しかし、100パーセントライ麦ライ・ウイスキーはカナダでは「アルバータ・プレミアム」だけです。
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