生産情報 | 地域 | 北アメリカ |
---|---|---|
生産国 | アメリカ | |
地方 | ケンタッキー | |
地区 | クレアモント | |
村 | ハッピーホロー・ロード | |
作り手 | ジム・ビーム蒸留所 | |
原材料 | ライ麦,酵母 |
開拓時代のアメリカを象徴するウイスキーであるオールド・オーヴァーホルトは、1810年にペンシルヴェニア州ウエストモーランド郡で、ドイツ系開拓移民の3世アブラハム・オーバーホルトによって誕生しました。創業以来ストレート・ライ・ウイスキーだけを生産しており、アメリカンウイスキーの草分けメーカーの一つとしても知られていました。1940年以降、さまざまな生産者によって蒸留されてきましたが、現在はケンタッキー州にあるバーボンの名門ジム・ビーム社で造られています。アメリカでは、ライ・ウイスキーは法律でマッシュ(原料となる麦芽液)の51パーセント以上がライ麦で作られているものと決まっています。そして、ストレート・ライ・ウイスキーは熟成期間が2年以上のものを指します。(ちなみに、バーボンウイスキーはトウモロコシが51%~80%未満)そのため、オールド・オーヴァーホルトはライ麦由来のドライな味が印象的で、素直な味わいのウイスキーなため、マンハッタンをはじめ、ウイスキー・ベースのカクテルにも頻繁に使用されます。
オールド・オーヴァーホルトはライ麦の含有量が57%と、一般のライ・ウイスキーより高く、ライ麦の深い香りがしっかりと味わえる仕上がりになっています。
オールド・オーヴァーホルトは禁酒時代、薬用ウイスキーとして販売することを許可された唯一の少数ブランドのひとつです。ベルに描かれている人物が創始者のアブラハム・オーバーホルトです。創業1810年と書かれたラベルは、米ドル札を思わせます。アメリカンウイスキーのバーボンには、新しい樽で熟成させるという規正法があります。そのため、アメリカ人好みのドライな仕上がりになります。このバーボンウイスキーとは一味違うライ・ウイスキーはドライ感と甘い香りが特徴的なウイスキーとなっています。
買取実績
お客様の声
お酒の豆知識
お知らせ
買取実績の一覧を見る
お客様の声の一覧を見る
お酒の豆知識の一覧を見る