生産情報 | 地域 | 北アメリカ |
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生産国 | カナダ | |
地方 | マニトバ | |
地区 | ギムリ | |
村 | ディスティラリー・ロード | |
作り手 | ギムリ蒸留所 | |
原材料 | とうもろこし,ライ麦,酵母 |
クラウン・ローヤルは、1857年にジョセフ・E・シーグラムが創設したウォータールー蒸留所で作られていました。しかし、シーグラム社は1828年ウォータールー蒸留所も含めてサム・ブランフマンのディスティラーズ・コーポレーションに買収され、この買収を機にクラウン・ローヤルの知名度は飛躍的に高まりました。ミスター・サムと呼ばれるブロンフマンは兄弟と力を合わせ、シーグラム社を世界最大の飲料メーカーへと上りあげました。また、アメリカの禁酒法時代もこの兄弟には大いなるチャンスとなりました。しかし、ブロンフマンはこの時代のことをあまり語らず、「大量の商品を発送した。もちろん、商品の行き先は分かっているが、法的な証拠は何もない。私自身、国境を超えて、空になったシーグラムのボトルを数えたりすることもなかった」と言ったに過ぎませんでした。プレミアムカナディアンといえば、クラウン・ローヤルをおいて他にありません。クラウン・ローヤルは個性的な味わいでありながらクセがなく、コクと香りの絶妙なバランスを追い求めてブレンドされたその深い味わいは、高貴で格調高く、10年樽熟成による熟成香が豊かで、エレガントでバランスのよさが大変際立っています。
1939年、イギリス国王として初めてカナダを訪問したジョージ6世夫妻への献上酒としてつくられました。王冠型のボトルとそれを包む紫色のベルベッドの袋がトレードマークになっています。国王の王冠からヒントを得たとされる優美なボトル、そして王室調の紫のオペラバッグにおさめられたクラウン・ローヤルを誕生させました。その後、シーグラム社の訪問客をもてなす際のウイスキーとして少量生産されていましたが、希望が強くて一般市販化されるようになり、今では世界No.1のカナディアンウイスキーとして世界各国で愛飲されています。
2001年、シーグラム社のクラウン・ローヤルブランドはディアジオ社の傘下に入りました。現在は、ギムリ蒸留所でつくられ、カナダを代表するウイスキーとして、世界各国に輸出されています。
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