シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド について

温度制御機能付きのステンレスタンクで18〜24日間の発酵とマセレーションを行います。樽内で18〜20ヵ月熟成させまが、毎年半数の樽を新樽に更新しています。３ヵ月毎に澱引きを行い、清澄をしても濾過はしません。シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドは、カベルネ・フランがフィネス、メルローとプティ・ヴェルドが力強さと柔らかな厚みを実現にし、滑らかな口当たりと、膨らみのある柔らかな味わい、そしてエレガントで暖かみのあるワインに仕上がっています。 タンニンのしなやかさが増したオールド・ヴィンテージのラランドは、女性への贈り物や記念日に飲むワインに最適です。常に安定した高い品質を維持しているため、飲み手の期待に応えてくれるワインとしてオススメできる1本でしょう。

シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドはかつて、ひとつのピション＝ロングヴィルという地所の一部分で、それが1850年に分割されたものです。ランクザン夫人の父エドゥアール・ミュイレが、1924年に購入しましたが、現在の名声を築いたのはその娘でした。1980年代には醸造設備に投資がつぎ込まれ、1980年に新しい発酵室が、1988年に新しい樽熟成のためのセラーとテイスティ ング・ルームがつくられ、そして1990年、シャトーの改修が完成しました。今では樽貯蔵庫室の上に、立派な博物館もあります。畑はポイヤックとサン・ジュリアンの両方にまたがり、後者の性質がしばしばピション・ラランドのしなやかなスタイルを成している理由とされています。ランクザン夫人はシャトーに住んでいますが、場所はピション＝ロングヴィル・バロンから道路を横切ったところです。ブドウ畑はポイヤックとサン＝ジュリアンの両方にまたがり、後者の性質がしばしばピション・ラランドのしなやかなスタイルの要因とされています。 セカンドワインである『レゼルヴ・ド・ラ・コンテス』は、良年のヴィンテージはどれもまろやかで、ファーストラベル『シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランド』と同じくして、ハーモニーが特徴的です。