生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | アイルランド | |
地方 | 北アイルランド | |
地区 | コーク州 | |
村 | ミドルトン | |
作り手 | ミドルトン蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母,グレーン |
ジェムソンは、1780年ダブリンで設立された単式蒸留所です。シェリー樽熟成の原酒を使用しています。その人気の秘密は、ピートを使わず、密閉炉でじっくり時間をかけて大麦を乾燥させ、ほとんどのウイスキーよりも1回多く、3回の蒸留を経て樽熟成することによって生まれる味になります。1780は、創業年を付した自信作です。単式蒸留、シェリー樽熟成の原酒を75%使用しており、奥深い香り、甘い口当たり、心温まる後味が特徴です。蒸留所があった場所は現在、観光名所として運営されています。ジェムソンは、アイリッシュウイスキーのベストセラーブランドです。今ではペルノ・リカール・グループの主力商品のひとつで、アイルランド共和国のコーク州にある新ミドルトン蒸留所で製造されています。1780年、ダブリンでジョン・ジェムソンが最初に工場を設立されました。彼は、アイルランドでもっとも有名なウイスキーを作り出した人物でしたが、実際はスコットランド人でした。ジョンの後継者は息子が引き継いでいます。それからコーク県のミドルトンに移転する1971年までの約2世紀にわたり、ジェムソン蒸溜所では実際にウイスキーが作られていました。長い間、単式蒸留器による重厚なウイスキーだけをつくっていましたが、1974年業界に先駆けて、グレーン・ウイスキーをブレンドした軽快なウイスキーも発売しています。ジェムソン蒸留所は年中無休であり博物館も併設していて、観光で行けば25分ごとに行われているツアーにも参加可能です。
アイリッシュウイスキーの中では世界中で一番愛されているウイスキーです。世界中どこのバーに行っても置いてあるであろうグローバルブランドと言えるでしょう。しかし、創業者のジェン・ジェムソンが現在のジェムソンを飲んでも自分が作ったお酒とは分からないくらいに創業当時とは異なっています。現在造られているスタンダードブレンドは、グレーンとミディアムボディのポットスチルがちょうど半分のブレンドになっています。あまり特徴と呼べるものはありませんが、軽くてのみ安い味わいとなっています。その他のスタンダード以外の商品で、フルボディのウイスキーである「ジェムソン12年スペシャルリザーブ」は、2007年の「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」で金賞を受賞しています。
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