生産情報 | 地域 | 北アメリカ |
---|---|---|
生産国 | アメリカ | |
地方 | テネシー | |
地区 | リンチバーグ | |
村 | リンギ・バーグ・ロード | |
作り手 | ジャック・ダニエル蒸留所 | |
原材料 | とうもろこし,ライ麦、大麦,酵母 |
バーボンウィスキーと同じ原料、同じ製造方法で造られても、他の州で造られたウイスキーはバーボンウィスキーとは名乗れません。昔ながらの製造方法と、こだわりを守り続けているジャック・ダニエルは、スムーズな口当たりとまろやかさ、そして華やかな香りが特徴です。ジャック・ダニエルは、よくバーボンウィスキーと混同されるウィスキーですが「テネシーウィスキー」です。アメリカ連邦アルコール法に規定されたバーボンウィスキーの原料や製造方法の中に、「ケンタッキー州で造らなければならない」という規定があります。ジャック・ダニエルは貧困な家庭で生まれ、家族の友人に預けられ7歳からルター教会の牧師であり蒸溜所のオーナーであったダン・コール家に雇われ、ウイスキーの造り方を教わります。1863年に、牧師としての仕事に専念するためにダン・コール氏は13歳のジャック・ダニエルに蒸溜所を譲り、そこから「ジャック・ダニエル」として本格的に、ウイスキー造りを始めました。1866年には、自らテネシー州リンチバーグに蒸留所を建て、自分の名前を刻んだ陶器に詰めて販売を開始しました。この地を選んだ理由に、洞窟の中で湧き出す泉(ケープスプリング)の水が澄んでいて、ウイスキー造りに最適な水があったからです。政府が酒類にも課税すると見込み蒸溜所を政府に登録し、アメリカで初の政府公認の蒸溜所となりました。
アメリカで最も売れているウイスキーはジャック・ダニエルです。もはやアメリカンウイスキーの代名詞と言っても過言ではありません。現在、ジャック・ダニエル蒸留所はテネシー州リンチバーグにあり、ブラウン・フォーマン社の傘下として観光名所となっています。同蒸留所は、樽詰め前に「リンカーン・カウンティ・プロセス」と言われる濾過の製造工程を行っていることで知られています。創業者のジャック・ダニエル氏はアメリカのウイスキー史でひときわ光り輝いている人物です。一度も結婚しなかったそうですが、かなりのプレイボーイとして知られており、登録商標である「Old No.7」の7は、恋人の数だったと言うエピソードが残されています。
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