生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
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生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | オークニー島 | |
村 | カークウォール | |
作り手 | ハイランドパーク蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母 |
ハイランドパークでは、オークニーの浅い地層から掘り起こされたピートを使用し、麦芽乾燥の際に燻香をつけています。ヘザー(ユリ科)だけが堆積し3,000年~9,000年を経たもので、オークニー以外では存在せず、この製法が個性を与えているとも言われています。仕込みの水は蒸溜所の近くにある丘の上のカティーマギーの泉と、蒸溜所下のクランティットの井戸のミネラル分豊富な硬水を使用。島らしく塩気を感じる味わいで、ピートのスモーキーな香りとハニーの甘さが特徴です。
ハイランドパーク蒸留所を設立したマグナス・ユンソンは、元は悪名高き密造者で非合法に蒸留を行っていました。しかし1826年に逮捕され、ユンソンを逮捕した税務官のジョン・ロバートソンにより買収されます。
その後1895年、再びグレンリベッドのジェームズ・グラントによりハイランドパーク蒸留所は買収され、グラントは蒸留所の設備を拡張し操業を開始します。1937年には現在のエドリントン・グループであるハイランド・ディスティラリーズの傘下に入り、1970年代終わりには多額の出資を受けてシングルモルトの生産に当たっています。
ハイランドパークは1798年にマグナス・ユンソンにより設立されました。オークニーの伝説の密造者と呼ばれたマグナス氏は教会の長老でした。オークニーはヴァイキングの語で「アザラシの島」という意味です。
蒸留所はスコットランド北端のオークニー島にあり、冷涼で気温変化の少ない気候。ハイランドパークは国内最北端の蒸留所です。スコットランド北岸沖のシェットランドに蒸留所が新たに建てられない限りこの呼び方は変わりません。「国内最北端の蒸留所」、この呼び名はハイランドパークの宣伝効果としてとても役に立ってきました。しかし一方で、最北の地であるがために流通の便で大手ブレンダーへの供給が難しいと言う難題にも長きに渡り直面してきました。こうした難題を乗り越えて現在まで生み出されているハイランドパークの原酒は、市場でとても高い評価を得ています。
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