生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | アイラ島 | |
村 | ポート・エレン | |
作り手 | ラフロイグ蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母 |
ラフロイグとは、「広い湾の美しい窪地」という意味で、インナー・ヘブリーデス諸島の最南端、アイラ島にあり、非常に強いピート香、ヨード臭、磯の香り、消毒薬のような香りなどと、様々な表現をされているウイスキーです。そして専門家からは「超スモーキー」「際立つピートの香り」「海藻を思わせる潮の後味」と強烈の個性を持つラフロイグと評されています。好き嫌いがはっきり分かれ、しかし一度好きになるとこの唯一無二の味わいの虜になります。もし最初の一杯が口に合わなくても途中で趣味が変わりえます。そんな不思議なウイスキーなのです。
1810年、アレクダンダーとドナルドのジョンストン兄弟により、ラフロイグ蒸留所が設立しました。しかし正式に稼動を始めたのは5年後の1815年のことでした。経営状態はラガヴーリンという人気蒸留所の隣にあったので、楽観できるものではありませんでした。水を巡る争いも後を耐えず、現在ではお互い敬意を払って操業しているようです。フロアモルティングを自ら行う数少ない蒸留所であるラフロイグ。自家製麦芽は全体の約5分の1なので、ほとんどはマーケティングのために行っているといってもいいでしょう。蒸留所のツアーで見学もできるため、機会があればその工程を見るのもおすすめです。
2008年6月、イギリスのチャールズ皇太子がラフロイグ蒸留所を訪問しました。皇太子は14年前にも訪れており、現在でもラフロイグを愛飲している様子が伺えます。今回の訪問には妻のカミラ夫人も同伴しました。
ラフロイグはその薬品を思わせるほどの個性的なにおいのおかげで、米国の禁酒法時代にも販売を許可されていた数少ないスコッチウイスキーでした。当事の米国では、薬として処方されていたほどです。親会社であるアライド・ディスティラーズは、かつてスコッチ生産にさほど力を入れていませんでしたが、ラフロイグに関しては大きな誇りを抱いていたと言われています。
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