生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
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生産国 | フランス | |
格付け/生産者 | ドメーヌ・コシュ・デュリ | |
地方 | ブルゴーニュ | |
地区 | コート・ド・ボーヌ | |
村 | ムルソー | |
ブドウ品種 | シャルドネ |
コシュ・デュリはもともとの生産量が少なく、造ったワインのほとんどがフランス国内の有名レストランに卸されてしまうため、小売店では見かけず、また日本にもなかなか入ってきません。「コシュ・デュリを飲みたければタイユヴァンかトロワグロに行け」と言われるほど、入手困難のワインです。
コシュ・デュリは徹底的に濾過にこだわった、頑固なまでの職人気質で、世界的にも人気のブルゴーニュ白ワインです。特に人気が高いのは特級の『コルトン・シャルルマーニュ』。しかしその希少性からかなりの高額で取り引きされ、なかなか手が届かないワインと言われています。さらに、あのロバート・パーカー氏がブルゴーニュの白ワインで100点満点を贈り、DRCの『モンラッシェ』と並び獲得したのがコシュ・デュリのコルトン・シャルルマーニュです。
ワインの元詰は、ドメーヌ設立時から始められていますが、商習慣では今でも樽の1/3をネゴシアンに売却しています。3代目の当主、ジャン・フランソワ・コシュ氏は、1964年にグランシャンにあるワイン農業高校を卒業後すぐにドメーヌに入り、10年間父親の下で働いた後、当主となりました。ドメーヌ名であるコシュ・デュリは氏の苗字と夫人の旧姓から取っています。
ジャン・フランソワ氏が当主となってから大きく変化をもたらしたのは、機械類のみで、最低18ヶ月の長期熟成を特徴とする収量を抑えた栽培方法、天然酵母を使用した醸造などは、初代からのワイン造りで今も守らています。
ノンフィルターの長期熟成型のブルゴーニュ白ワインを造る、コシュ・デュリのワインは、国道74号線近く、ムルソー村中心部から少し離れと所に居を構えており、1920年に設立されました。
設立時は町の中心部にあり、6つの畑の分益耕作から始まりました。少しずつ畑を購入して、特に1940年にドメーヌに入った2代目が所有地を拡大します。
世界でもファンが多く、人気の高いコシュ・デュリのワインですが、ジャン・フランソワ・コシュ氏はそれに胡座をかくことなく、畑第一主義で常にワイン造り励んでいる生産者なのです。
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