泉の誉 について

濃厚な香りが芋焼酎らしく芋の甘みが口に広がります。辛口でキリッとした味わいですが、しっかりとした芋の旨みも感じられます。高い支持を受けていた泉の誉ですが、現在は製造されていないとことから、かなりの希少性が高いお酒となってしまいました。現在は雲海酒造に吸収された新屋酒造が酒造していたのが泉の誉です。雲海酒造は鹿児島工場を平成１２年に完成させ、新屋酒造を継承し本格焼酎を製造しています。「泉の誉」は、地元の方には高い支持を受けていました。新屋酒造は明治３５年（１９０２年）の創業で、豊かな清水に恵まれた鹿児島県出水市にありました。原料にこだわり手造りでの焼酎造りをしていた蔵元でしたが、平成１２年に雲海酒造により吸収合併されました。吸収合併される前、新屋酒造の代表銘柄として製造されていた芋焼酎が「泉の誉」です。和紙でできたレトロなデザインと髭文字のラベルが、飲み手に懐かしさを感じさせてくれます。「泉の誉」は雲海酒造に継続して造られていいましたが、現在は終売になってしまいました。雲海酒造の創業は昭和４２年（１９６７年）です。