生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
---|---|---|
生産国 | イタリア | |
格付け/生産者 | サッシカイア | |
地方 | トスカーナ | |
地区 | ボルゲリ | |
村 | ボルゲリ | |
ブドウ品種 | カベルネソーヴィニヨン,カベルネフラン |
イタリアのワイン法では、昔からその土地で栽培されてきた葡萄の品種を用いるワイン造りが基本とされており、格付けにおいてもワインの質より葡萄の品種による基準が重視される傾向にありました。しかし、ボルドースタイルを目標とした「ノーブル(高貴)なワイン」を造ることを考えていたのが、サッシカイアの先代の運営者である故マリオ・インチーザ・デラ・ロケッタ氏でした。ロケッタ氏はシャトー・ラフィット・ロートシルトのオーナー、ロスチャイルド男爵と競馬を通じて親交をもっており、ボルドースタイルのワインを作りたいという思いに答える形でロスチャイルド男爵がプレゼントしたブドウから全てが始まりました。
サッシカイアはトスカーナの方言で「石の多い土地」という意味があり、ティレニア海に面したトスカーナ州マレアンマ地方のボルゲリ地区にあります。テヌータ・サン・グイドという農園では、ブドウ畑だけでなく、オリーブ畑や野菜畑も混在しており、ブドウは広大な土地から作られる農作物の一つであります。
味わいは、ミディアムボディでハーブ、タバコ、ダークチェリー等の控えめでデリケートな香りで、有無をいわさぬほどのバランスのよさと、最初から最後まで漂う素晴らしい香り、確かなフィネスと酸を感じさせます。
また、厳格な法律に縛られ、質よりワイン法の遵守を重要視していたイタリアワイン界にも一大ムーブメントを起こし、1994年にはサッシカイアの葡萄品種、熟成期間にあわせた新しいDOC「DOCサッシカイア」までイタリア政府が作ったという、まさに伝説的なワインでもあります。
1948年から1960年まで、サッシカイアは家族のためだけのワインでした。しかし、段々とその評判は広まっていき、1965年に畑を拡大、1968年にはメジャーに向けてファーストヴィンテージをリリースし、注目を集め続けました。1978年にはロンド ンで開催された試飲会でカベルネ部門第一位を獲得しました。その後、スーパートスカーナワインが世界中でブームを巻き起こします。
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