生産情報 | 地域 | 西ヨーロッパ |
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生産国 | イギリス | |
地方 | スコットランド | |
地区 | アイラ島 | |
村 | ポート・アスケイグ | |
作り手 | ブナハーブン蒸留所 | |
原材料 | 大麦,酵母 |
パイプでその水を引き、ピートの色や風味を取り込まず、ほとんどピートを炊かない麦芽を使用。この島でつくられるモルトウイスキーは「アイラモルト」と呼ばれています。色もアイラモルトしては珍しく、水そのもののピート色は濃くありません。そのためスモーキーさが少なく、軽くフレッシュな風味とほのかな潮の香りが特徴。アイラ島産の中では一番飲みやすいアイラモルトとも言われています。主な商品は12年、18年、25年の3商品であり、12年と18年に関しては入手可能ですが、25年はアルダー材の木箱に入れられており、レアものとして認知されています。その他にも毎年5月末に開かれる「アイラ・フェスティバル」を記念した限定商品や、スパニッシュオークのシェリー用ホッグスヘッド樽で熟成させた2種類のモルトも発表されています。
1881年、海辺の近くにブナハーブン蒸留所は創業しました。この蒸留所を建築するために付近では、道路や埠頭、労働者のための家や学校などが作られました。総工費は3万ポンドを超えたそうですが、操業を始めた蒸留所は開始わずか2年目にして1万ポンドの収益を上げたそうです。一時期エドリトン・グループの傘下に入り、マッカランやハイランドパークといった商品の影に隠れたこともありましたが、2003年にバーン・スチュワートに買収されて以来、積極的な出資をもとに世に出回っています。
ブナハーブン蒸留所は、ウイスキーづくりが盛んなアイラ島の北の玄関口にある蒸留所で、アイラ島では比較的新しい蒸留所です。ブナハーブンはゲール語で「河口」という意味を持ち、仕込み水は石灰岩を通って湧くマーガイル川の水を使用しています。アイラ島の蒸留所は、ピート焚きしたスモーキーなシングルモルトとして有名になる以前はウイスキーファンではなく、大手のブレンド業者を顧客としていました。当時はブレンドにしかモルトが使用されないため、受注される量が少ないと言う問題点がありました。なぜなら多くのモルトをブレンドに加えてしまうとウイスキーのバランスが崩れてしまうためです。こうした経緯を踏まえて、アイラ島最北端のブナハーブン蒸留所は、ピートを一切使用しないモルトや少量のピート焚きしたモルトを作るようになりました。
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