生産情報 | 地域 | 東アジア |
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生産国 | 日本 | |
国内地域 | 九州 | |
地方 | 鹿児島 | |
メーカー | 森伊蔵酒造 | |
原材料 | さつまいも |
蔵元の「森伊蔵酒造」は、明治18年(1885)創業です。垂水市牛根境に位置する蔵の大きさは、150坪ほどの敷地で、契約栽培の原料芋を高隈山系の伏流水と白麹で仕込まれています。鹿児島県岩崎地区の農家と契約による有機栽培のさつまいもを原料とし、湧水の湧きいでる桜島、鹿児島県垂水市に蔵があります。昔ながらの合掌造りの蔵の中で昔ながらのかめ壷仕込みを守り、 造りにこだわり、生まれる焼酎。「森伊蔵」の酒名は4代目の名前が由来です。森伊蔵は創業当時、焼酎の銘柄であり人名をブランド名にするのが当時の流行で、かつての銘柄は「錦江」といいました。このラベルもいくつかの変遷を経ています。原材料の「芋」はそれまでは仲介人に任せていましたが、鹿児島県一の薩摩芋の生産地、大隅半島にある8軒の専業農家と独自に契約を結ばれました。これにより、低農薬の良質な黄金千貫(芋の種類で、焼酎作りに欠かせないデンプンを多く含む品種)を確保できるようにし、麹造りに使うお米は福島のコシヒカリを使用しています。芋焼酎のトップ・ブランドとして、魔王、村尾と合わせて「3M」と呼ばれています。ちなみに最初は「契約栽培」ではなく「有機栽培」でした。「森伊蔵」を発売し10年以上経ちますが、その人気は今も衰えることはありません。
鹿児島選出の国会議員がこの森伊蔵のウワサを聞き付け、議員本人が蔵元に電話して注文をしようとしたところ、「森伊蔵は限定生産ですのでこちらの蔵に買いに足を運んでくださる方のみに販売しております」。と言われ、議員本人が電話したにも関わらずあっさりと断られてしまったというエピソードがあります。このような態度が、好感を持てると支持され、皆から愛されています。大相撲ファンであるフランスのシラク前大統領が、以前に九州場所を観覧し、その後博多の町で食事をされた時に焼酎が出され、それが「森伊蔵」だったそうです。シラク前大統領はこの焼酎はフランスのブランデーよりもおいしいと言い、フランスに森伊蔵を何本か持ち帰られました。その後、森国会議員が首相だった時にパリを訪問し、晩餐会に招かれた時に出たお酒も焼酎の森伊蔵だったそうです。
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