レストランで注文したワインをテイスティングしよう
レストランでワインを注文すると、ソムリエやホールスタッフがグラスに少しだけワインを注いで、テーブルの主催者または男性にテイスティングを促します。これは注文したワインの味見ではなく、品質に問題がないかを確認するためのものです。
基本的にはグラスに注がれたワインの匂いを嗅いで、一口飲んで問題がなければ「大丈夫です」といえば結構なのですが、テイスティング時のポイントを押さえてしっかり確認してみましょう。
テイスティングの流れとチェックポイント
1.まずは外観をチェック
ラベルには品種、産地、ヴィンテージが明記されています。注文したワインに間違いないかしっかり確認しましょう。そして注がれたワインは、白いテーブルにグラスを傾けて、中心部分から外側のグラデーションを確認してみましょう。
2.香りを嗅ぐ
神経を集中してワインの香りを嗅ぎます。香りの強さ、変な匂いがしないか確認します。もしこのときに香りが固いと感じたらデキャンタージュをリクエストしてみてもよいでしょう。
3.味の確認
レストランでのホスト・テイスティングでは基本的に品質に問題がないかだけを確認します。コルク臭がしないか、酸化していないか、変な味ではないか、もし判断がつかなければソムリエに確認を促してください。