ワインの成分について
ワインに含まれている成分はエチルアルコール(アルコール類)、糖分(ブドウ糖・果糖)、有機酸類(酒石酸・リンゴ酸・クエン酸・コハク酸・乳酸・酢酸・グルコン酸・グルクロン酸(貴腐ワイン)・プロピオン酸(腐敗ワイン)、フェノール類(アントシアニン・タンニン)、無機成分(カリウム・マグネシウム・マンガン・鉄分)等です。
エチアルコールはアルコール度数を表し、ワインは通常8%から12%含まれています。エチルアルコールは酵母がブドウの糖分を発酵するときに作られます。
糖分はブドウの糖分で、主に果糖とブドウ糖になります。完全に発酵させたワインは辛口ワインとなり、発酵を途中で止めて糖分を残したものが甘口ワインとなります。
有機酸類はワインの酸味に影響します。ワイン一本に0.5~0.7%含まれています。